レコーディングダイエット、つい記録忘れちゃう…
レコーディングダイエットとは
- 毎日「体重」と「食べた物・量・時間」を記録するだけ
- カロリーや食べる物の制限、運動の義務付けは一切なし
シンプルで運動もないから「カンタン!」と思ってはじめてみたものの、どうにも続かない…。悩ましいですね。
続けるコツって何かある?
この記事では、40代にして62kgから12kgの減量に成功・維持している筆者が、実体験ベースで以下を教えます。
- レコーディングダイエット「継続のコツ4つ」
- 筆者がオススメする「とっておきの秘策」
前半は、筆者自身の「失敗経験」と「成功体験」から「これをやったことがよかった」というものを厳選して4つ、お伝えします。
後半は、筆者自身が実践した、ある「とっておきの秘策」をご紹介します。
この記事を読んでくださる方には、筆者のような「失敗による遠回り」はさせたくありません
ぜひ最後までおつきあいください。
【読了目安時間:約6分】
- 158cm・49kg・体脂肪率22%
- 44歳の時、9ヶ月で12kgの減量に成功
- 学生時代から運動経験ゼロ
- 45歳で人生初の筋トレ開始
- 甘党アラフィフ会社員・1児の母
レコーディングダイエットを続けるコツ4つ!「継続・習慣化」に必要なこととは?
レコーディングダイエット、簡単な方法のはずなのに、なぜ、続かないのでしょう?
根性がないからでしょうか?
ダイエットに限らず、物事を継続するのに、本当に必要なのは「根性」ではありません。
継続・習慣化に必要なこと
「楽しく・ラクに」できる環境を整えること
人間は、本能的に「いつもと同じ」に安心する生き物です。
新しいことを習慣にするということは「本能に逆らう」ことなんです。
だから、可能な限り「楽しく」「ラクに」できるよう、工夫する必要があります。
楽しいこと、ラクなことは、続けやすいですよね
レコーディングダイエットに何度も失敗した筆者が成功できたのも、「楽しく・ラクに」するために、以下を意識したからでした。
- 手間を排除する
- いつやるか決める
- 手の抜きどころを心得る
- 見張ってもらう
レコーディングダイエットで具体的な行動に当てはめると、以下のようになります。
- スマホアプリを活用する
- 体重を朝イチに測る
- 食事の記録を厳密にやりすぎない
- 周囲に宣言する
この4つを「コツ」として、順に解説しますね。
継続のコツ① スマホアプリを活用する
継続のコツ①
紙に記録する方法を取っている方は、ぜひ、スマホアプリを活用しましょう。
紙はデメリットが多すぎるんです
逆に、紙のデメリットをすべてカバーできるのがスマホアプリです。
スマホアプリの メリット | 紙の デメリット |
---|---|
食事登録が簡単 カロリー自動計算 栄養バランスが一目瞭然 自動グラフ化 常に携帯=記録忘れしにくい かさばらない | 手書きが面倒 カロリー計算面倒 栄養バランスの良否が不明 体重のグラフ化が手間 携行・保管が面倒 紙が汚れてモチベダウン |
計算やグラフの手間がなく「体重の変化」「カロリー・栄養バランス」が確認できる点は強いですね。
「どの位食べ過ぎてるのか」「何が過剰か」「何が不足か」がより正確に把握しやすくなります。
「食べグセ」矯正のために何を直せばいいかもよくわかります。
体重と食事の管理ができる代表的なアプリをご紹介しますね
グラフ自動作成 | ○ |
カメラ食事記録 | ○ |
カレンダー機能 | ○ |
利用料金 | 無料 (有料プランもあり) |
いい点 | AI栄養士のアドバイス |
グラフ自動作成 | ○ |
カメラ食事記録 | ○ |
カレンダー機能 | ✕ |
利用料金 | 無料 (有料プランもあり) |
いいところ | 3ヶ月後体重をAI予測 |
グラフ自動作成 | ○ |
カメラ食事記録 | ○ |
カレンダー機能 | ○ |
利用料金 | 無料 |
いいところ | コンビニ・レストラン の登録メニュー豊富 |
アプリ使ってるけど、それでもつい忘れちゃう…
入力の手間を減らす機能を活用しましょう!
アプリにより機能が異なるので一概にはいえませんが、以下のような機能が面倒を減らしてくれますよ。
- 商品バーコードの読み取り入力
- 食事の写真を読み取って入力
- 外食チェーンのメニューは店名検索で入力
- よく作る手料理を登録
- よくする食事の組み合わせを登録
- データ自動連携する体重計を使う
また、登録する時間を決めておくのも有効です。
「食前」「食後すぐ」などがベストですが、一緒に食事をする人がいると、ままならないこともありますね。
せめて、以下を徹底しましょう。
食事前に写真を撮っておき、食べた当日中には登録しましょう
アプリで食事の写真を読み取って登録できれば手間が減りますね。
うまく読み取れず、一部手動で登録する場合にも「何を食べたっけ?」と思い出すことに労力を使わずにすみます。
翌日食べる物の量や内容を調整するためにも、振り返ってから1日を終えましょう
継続のコツ② 体重を朝イチに測る
継続のコツ②
変化を正しくとらえるために、計測の条件(時間・服装・状態)を揃えることは大切です。
中でも「朝イチ」に測定するメリットは以下のとおりです。
- 他の時間帯に組み込むより、忘れにくい
- 胃の中がからっぽで、値が低めに出る(モチベーションUP)
- 夜測る時のような「夕食分が入ってる」という言い訳ができない
- 増えていた場合、その日の食事ですぐ調整ができる
特に最後の「その日の食事ですぐ対策(調整)」ができる点は非常に重要です。
連日の食べ過ぎ、脂質・糖質の摂り過ぎが、太る元凶です
起床→トイレ→パンイチ→計測→記録 をモーニングルーティンにしましょう
あとは、そのまま着替えるだけ!
筆者の友人には、備忘のためにトイレに体重計を置いている人もいます。
計測すること自体を忘れそうなら、家の中の導線を工夫してみましょう。
継続のコツ③ 食事の記録を厳密にやりすぎない
継続のコツ③
挫折しやすいのが、「何を何グラム食べたかイチイチ正確に測って忠実に記録する」というやり方です。
完璧主義な方ほど、続けられなくなる典型例ですね。
ちゃんとやろうとして挫折なんて、もったいないです!
自炊やレストランでの食事は、材料の内訳がよくわからないことも多いです。
厳密な記録なんて難しいですよね。
筆者は、こんな対策をしています。
- 似たメニューで登録する
- よく作るメニューをレシピ登録する(材料・調味料)
- ごはんやヨーグルトなどは、使う器を決め、よく食べる分量盛り付けて「この量で何グラム」か把握しておく
もちろん「食べたのに食べてないことにする」といったウソがあってはいけません。
ただ、レコーディングダイエットの「記録の目的」を考えると、厳格さにこだわりすぎることに、あまり意味はありません。
「食べグセ」を把握して改善・調整できる程度の正確さであれば十分と心得ましょう
目的に合わせて「手の抜きどころを心得る」ことは、継続するうえで大事ですよ。
継続のコツ④周囲に宣言する
継続のコツ④
ご家族や友人に宣言することで「見張ってもらう」という方法です。
記録を忘れていることに気づいて、声をかけてもらうことができます。
間食の誘惑に負けそうな時に、止めてもらうこともできます。
ダイエットしてること、人には秘密にしておきたいよ
そんな方は、TwitterやInstagramなどのSNSを活用し、匿名で宣言するのも一案です。
同じようにダイエットに励む仲間とつながることで、励まし合うこともできます。
SNSの活用例
- 食べた物の写真を公開し、意見をもらう
- うまく調整できた日のメニューを公開してほめてもらう
- 食べ過ぎてしまった日のメニューを公開して叱咤激励してもらう
- ダイエットに有益な情報発信をしている方をフォローして、情報収集する
人に報告することで「いいところを見せたい」という気持ちがわいて、食べる物にも気が遣えます。
公開する写真を撮ることで、記録をつけ忘れた時の備忘にもなりますよ。
筆者もTwitterを活用!励みになりますよ♪
SNSは、人により好き嫌い・向き不向きがあるでしょうから、参考にしてもらえれば幸いです。
人に言った手前「きちんとやらなければ、カッコ悪い」という、よい緊張感を利用しましょう
レコーディングダイエットが楽しく続けられる「とっておきの秘策」
記事の前半では「レコーディングダイエット継続のコツを4つ」ご紹介してきました。
記事の後半、ここからは一歩踏み込んで、減量に成功できた私が実践した、記録が楽しくなる「とっておきの秘策」をご紹介します。
即効性のある「○○ダイエット」と同時に始める
食事での身体の変化をしっかり実感するには、1ヶ月、もしくはもう少し、時間がかかります。
始めはやる気に満ちて始めた記録も、体重グラフの変化が乏しいとやる気が落ち、次第に面倒になる…ありがちですね。
減量は、時間をかけて少しずつ取り組むのが望ましいです。
ただ、少しでも変化を感じながら楽しく取り組むため、筆者は「安全かつ即効性のあるダイエット方法」と組み合わせることをオススメします。
安全かつ即効性のあるダイエット方法?
変なダイエットサプリの勧誘ではありませんよ(笑)
レコーディングダイエットと組み合わせたい「即効性のあるダイエット法」とは。
マクロビオティックの食事療法「七号食」によるダイエット
七号食ダイエットとは
玄米を使った2週間の超短期ダイエット法。元の体重にもよるが、2週間で平均2~4キロの減量が見込める。
「七号食」は、マクロビオティックの食事療法で、「究極のリセット食」とも呼ばれるデトックス法です。
減量・痩身以外にもさまざまな健康・美容効果があります。
筆者もこの組み合わせで、減量に成功しました
2つのダイエット法の組み合わせ どう相性がいい?
「レコーディングダイエット」と「七号食ダイエット」の組み合わせの相性の良さは、以下のとおりです。
七号食ダイエット中のレコーディング(記録)は、以下の好循環が起きると言えます。
記録するものが少ない上に、減量に即効性があるから、記録が苦にならない!むしろ楽しくなる!
短期間にぐっと減量できること自体、モチベーションが上がりますよね。
七号食ダイエットは「2週間」と期間限定ですが、その間に、食事を記録することにも少しずつ慣れてきます。
「減った体重とキレイになったカラダの中身を維持したい!」という気持ちは、記録継続の原動力にもなりますよ。
興味のある方は、試してみてくださいね
レコーディングダイエット「継続のコツ4つ」と「とっておきの秘策」まとめ
この記事では、以下のことをお伝えしました。
レコーディングダイエット
- 継続の「4つのコツ」
- 継続を楽しくさせるとっておきの秘策
継続のコツ4つ
- スマホアプリを活用する
- 体重を朝イチに測る
- 食事の記録を厳密にやりすぎない
- 周囲に宣言する
とっておきの秘策
減量に即効性があり、レコーディングダイエットと相性のいい「○○ダイエット」を組み合わせて行う
レコーディング(記録)は、習慣化できれば、減量後もリバウンドせずに体型を維持するのにも大いに役立ちます。
より引き締まったカラダにするために、筋トレをするならば、なおさら、栄養バランスには気を遣う必要が出てきます。
「どんな食事が太るのか」
「快便につながるのか」
「むくみにくくなるのか」
「食べ過ぎた時にどの位の調整で戻せるのか」
根拠もって、食事管理することができるようになります。
それによって…
- リバウンド知らず=ダイエットから卒業できる!
- 食べることの不安や罪悪感から解放されて、ピザやラーメン、ビールやケーキも、存分に楽しめるようになる!
ぜひ、お伝えしたコツを活かし、レコーディングダイエットを成功させ、食事記録を習慣化してください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。